› 今を生きる › スリーピング・ブッダ

2011年01月27日

スリーピング・ブッダ

最近本屋へ立ち寄った時必ずすること、
親友の早見和真著書の「スリーピング・ブッダ」を見つけてしまう・・・

私は、もう読んだのですがついつい目で探してしまいますね。

“僧侶は、人を救うためにいるんじゃないのか?”とファンキーな表紙にも関わらず、舞台は仏教という特殊な世界で渦巻く様々な人間模様を書いています。映画化・コミック化された「ひゃくはち」でデビューし、今回待望の最新作ということで購入後1日で読み切った1冊です。


仏教界の青春ってどんなものなのだろう?と想像がつかないまま読み始めたのですが、読み終えたら確かに若者の青春小説そのものでしたね。
厳しい修行の中で、人間の生死と真正面に向き合って、様々な考えや思いで苦しみ悩み続ける姿は、本来、救済者であるはずの僧侶なのですが普通の若者たちと同じでした。


互いの友情を信じられなくなり大喧嘩したり、共に修行する仲間の一人が自殺未遂事件を起こしたり、悪質なイジメや権力闘争・・・現代社会でも同じことが起こっているのではないでしょうか?


物語に出てくる修行僧が、その時々で理想とした宗教の姿を自分で体現できているか自ら仏に問う姿は、現代の悩む人々と一つも変わらないような気がするな~。


普段聞きなれない仏教用語が出てきて最初は自分の読むペースがつかめなかったものの、読み進めていくとそれは気にならなくなり、「生きる」という重い意味を考えるようになった1冊でした。


私が知る仏教界は、仏像に手を合わせたりお墓参りしたり普通のことだけど、今回「スリーピング・ブッダ」を読んで身の回りの僧侶を見る目が少しだけ変わったような気がします。


毎日忙しく電車での移動時間、何も予定がない休日、寝る前など静かに読める読書時間は限られている現在ですが、読み終えた後と読む前の自分の心の変化を感じるとき何か嬉しさを感じます。

読書ってやっぱりいいですね~。


次回本人と逢った時、「スリーピング・ブッダ」鑑賞会を小さく開きたいと思います~^^

スリーピング・ブッダ


スリーピング・ブッダ(SLEEPING BUDDHA)--------------------------------------------------
◎早見和真(はやみ かずまさ)著者
○2008年「ひゃくはち」で作家デビュー
◎角川書店より発行
◎SLEEPING BUDDHAは、英表記であり 涅槃(ねはん)-仏(ぶつ) 涅槃仏


Posted by 金坂日出海税理士事務所 at 23:43│Comments(0)
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